プレドニゾロン(ステロイドの一種)は医師の指示のもと、正しく使用すれば「危険な薬」になる事はありません。ステロイドが危険と言われるのは正しい使い方・飲み方をしていない事も挙げられます。

正しい使用でプレドニゾロンの効果を十分に引き出す事ができれば、副作用の可能性も低くなり、より安心して使用する事ができます。

プレドニゾロンの正しい使い方・飲み方について

プレドニゾロンには色々なタイプがありますが、今回は代表的な「軟膏タイプ」と「錠剤タイプ」についてご説明しましょう。

プレドニゾロン軟膏の正しい使い方

プレドニゾロン軟膏は主にアトピー性皮膚炎や乾癬、湿疹など皮膚疾患に使用されます。塗布するタイプなので、範囲や量、塗る回数を意識する必要があります。ステロイドの強さには段階があり、プレドニゾロンはその中でも弱い方に分類されています。

ステロイドの作用としては文字通り「弱い」ですが、その分副作用の影響は受けにくくなります。顔や首などデリケートな部分にプレドニゾロン軟膏は有効。足やお尻といった比較的皮膚の厚い部分はプレドニゾロン軟膏よりも作用の強いタイプを使用する場合が多いです。

正しく塗るコツは「まんべんなく塗る」事、「患部より少し広めに塗る」事。

よく、ボツボツした所だけチョンチョンと塗っている方がいますが、これではまんべんなく塗れず、厚く塗り過ぎてしまう場合があります。患部の近くも炎症を起こしているので、覆うようにサラっと塗るようにしましょう。

また、回数は1日1回~2回が原則。症状が軽い場合や、重い症状から軽くなった場合は1日1回でも十分な効果が発揮されます。背中やお尻など塗りづらい部分は家族の方に塗ってもらうようにしましょう。






プレドニゾロン錠の正しい飲み方

プレドニゾロン錠は皮膚炎やアレルギー性疾患、肺疾患、神経疾患など軟膏タイプよりも幅広く使用されます。

服用するだけですが、飲むタイミングや
回数に注意する必要があります。プレドニゾロン錠は病気の種類、年齢によって服用する回数や量が変わるので、独断で服用しないようにしましょう。

妊婦さんやお年寄り、小さなお子さんは必ず医師に相談してから服用してください。

プレドニゾロン錠は1日1~4回に分けて服用します。量で表すと1日5~60mgとなり、水やぬるま湯で飲むようにしてください。もし、1日1回の服用であれば「朝」に飲むようにしましょう。

ステロイドであるプレドニゾロン錠を服用すると、コルチゾールというホルモンが増えます。このコルチゾール
は私達の体に存在し、朝にたくさん分泌→夜になるにつれて量が減る仕組みになっているので、体のリズムを壊さない為にも1日1回の服用であれば「朝」に飲んでください。