多くの人が一度は見たり聞いたり試したりしたことのある外用薬がゲンタシン軟膏です。この薬には、様々な病気(菌)を殺菌したり増殖を防ぐ効果がありますが、一体どのような効果・効能があるのでしょうか。

では、ゲンタシンの具体的な効果などについてわかりやすくご説明していきたいと思います。

ゲンタシンの効果とは

ゲンタシン軟膏は、皮膚炎の薬として多く処方されている「ステロイド」とは大きく異なるお薬で、菌を撃退する抗生物質となります。

一般的にゲンタシンが処方されるケースは、

  • とびひ
  • ヘルペス
  • あせも
  • 手足口病

このような皮膚疾患で、アトピー性皮膚炎などのアレルギーが原因だと言われている皮膚疾患には通常処方されません。※最近では、アレルギー等皮膚に対しての効果のある成分として飲む日焼け止め(例えばノーブ(NoUV))などに配合されているシダの成分が注目されています。











また、上記のような皮膚疾患でなくても、ニキビが悪化した時などにも処方されるケースが多く見られます。

ステロイドと抗生物質の違い

ステロイドというと、アトピーや喘息などに非常に高い効果を発揮するイメージがあるのと同時に、長期間の使用は危険だというイメージがあります。
もともとステロイドとは、体内で作られているホルモンの一種で、「副腎皮質ホルモン」の1つです。
このホルモンには、炎症を抑える効果が大変優れているという特徴がありますが、様々な副作用も報告されています。

一方、抗生物質は、菌を撃退する効果を持っているのですが、各種ウイルスや、アレルギーなど菌ではない疾患には効果を発揮しません。
こちらも長期間の使用は望ましくないケースが多いので、安易に自己診断で使用するのは避けたいお薬です。

ゲンタシン軟膏は誰でも使用が可能!?

ゲンタシン軟膏は、抗生物質というお薬ではあるものの内服薬ではないため、実に様々な年齢層に使用が可能です。
例えば、小さい乳幼児に多く見られる手足口病の治療として処方されるケースもありますし、お年寄りなどの免疫力が低下している方にも使用が可能です。免疫力が低下するとインフルエンザサルモネラ菌やおとなしくしていたピロリ菌の活性化なども心配になりますね。

ゲンタシンの種類とは

ゲンタシンには以下のような種類があります。

ゲンタシン軟膏0.1%
ゲンタシンクリーム0.1%
ゲンタシン点眼薬
その他

症状により、処方される種類が異なります。

大切なのは用法や用量をきちんと守ること

ゲンタシンが処方された患者さんの中には、はやく皮膚疾患を克服したくて、医師が処方した用法や用量を無視して自己判断で多く使用したり、頻繁に使用してしまう方などがいます。

ゲンタシンは、ハンドクリームやボディクリームとは違い、きちんとした素晴らしいお薬になりますので、くれぐれも医師の指示通りの用法や用量を守りましょう。

ゲンタシンとニキビの関係  ■ゲンタシンは妊婦さんも大丈夫なのか?