副作用が少ないことで有名なアズノール軟膏ですが、このお薬も化粧品ではなく医薬品のため副作用が0というわけではありません。

そこで、今日はアズノール軟膏で副作用が出た例などをもとに、このお薬の副作用について考えていきたいと思います。

アズノール軟膏の副作用

まず最初に、アズノール軟膏で報告されている副作用からご紹介します
checklist-icon
・皮膚炎悪化
・毛嚢炎
・ニキビ
・せつ(おでき)

これらの副作用は、全体の1%未満といわれ、実に発症しにくいのが特徴的です。

ステロイドの副作用にも似たような症状がありますが、発症リスクはアズノール軟膏の数十倍になりますので、このように考えると比較的穏やかで安心して使用できるお薬であることは間違いありません。



アズノール軟膏の副作用例

まず、アズノール軟膏で皮膚炎が悪化してしまった10代女性の例をお話ししたいと思います。

彼女は幼い頃からアトピー性皮膚科を持っていました。
彼女のアトピーは遺伝ではなかったため、両親はアトピーに対しての基礎知識はあまりありませんでした。

始めて受診したのは小学生の時で小児科でした。
ここではステロイドを含むお薬が処方され、アトピー症状は劇的に良くなりました。
しかし、その後数年間連続して使用していくうちに、毛深くなったり皮膚が黒ずむなどの副作用が見られたため、皮膚科に行きアズノール軟膏を日常的に使用するように医師からは指示がありました。

彼女のお母さんは、副作用はステロイドのせいだと思い、一切のステロイドを捨ててしまい、アズノール軟膏だけを使用させました。
すると、皮膚の炎症は少しづつ悪化していき、最終的には体液が衣服に付着するほどまでに悪化したのです。

a02これは、ステロイドをいきなりやめてアズノール軟膏だけに切り替えたために発症してしまった副作用です。

アズノール軟膏が副作用で皮膚炎を悪化させたというよりは、今まで使用していたステロイドをいきなり断絶して非ステロイドであるアズノール軟膏だけを使い続けた結果、アズノールでは消炎しきれなかった皮膚炎が悪化したということになります。

間違えた使用法は自ずと副作用を呼ぶ

副作用というと、薬を使用したせいで起きる症状というように思いがちですが、実際の事例を見てみると、用法や用量を厳守しない使用法により引き起こされるケースがとても多いのが現状です。

アズノール軟膏に関しても、万能薬ではありませんので、お医者さんにその都度診察してもらい症状に合わせての使用を行えば、限りなく副作用が起きる可能性は低くなります。

光などの環境による肌の老化に注目した「エンビロン」その歴史を探ろう